
2019/08/01
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- バス・特種車両
バス・特種車両
岩戸工業が取り組むのは、バスをベースとした車両のリメイク。
デザイン性豊かな観光地用から特種用途の車両まで、多彩な業務を展開中。
何台ものバスを扱える広いスペース、プレスや溶接、塗装などの設備と人材。
この仕事には岩戸工業らしさのすべてが詰まっています。
リメイクの花形「オリジナルバス」
岩戸工業が取り組むのは、バスをベースとした車両のリメイクです。リメイクとは改造を超えて「改めて造る」こと。いろいろな装備がつけられる前の「素材となる車体」を購入し、目的に合わせて造り上げるのです。
リメイクの花形は、全国の観光地で地域おこしに活躍するオリジナルバス。天井をグラスルーフにしたり、電車や生き物をモチーフにしたデザインを施すなど、外観・内装ともに世界中でそこにしかないバスを提供します。
これを支える「岩戸のものづくり」は、医療や防災などに特化した特種車両やバスのリニューアル、メンテナンス等へと幅広い展開を見せています。
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- スカイツリーシャトルバス
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- 谷汲山参道らくらくバス
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- るーぷる仙台
スカイツリーシャトルバス
谷汲山参道らくらくバス
るーぷる仙台
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- カゴシマシティビュー(レトロ電車風)
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- 小江戸名所めぐりバス(川越)
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- カゴシマシティビュー(海とイルカ)
カゴシマシティビュー(レトロ電車風)
小江戸名所めぐりバス(川越)
カゴシマシティビュー(海とイルカ)
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- 小江戸名所めぐりバス(川越)
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- 日光軌道タイプ
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- 神戸シティー・ループ
小江戸名所めぐりバス(川越)
日光軌道タイプ
神戸シティー・ループ
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- その他のバス・特種車両
何台ものバスを加工できる広い作業スペース
バス1台を丸ごと塗装できる施設など
岩戸工業はバスという素材を活かす環境を活かして
広く社会に貢献していきます。
バスをベースに多彩な車両を生み出す
バスは岩戸工業の原点。創業は「岩戸自動車株式会社」として、バスの部品を作っていました。「広く社会に役立ちたい」という想いは、航空機や産業機器へと事業領域を広げ、今日に至っています。それでもやっぱり、バスは特別な存在です。
バスは私たちの暮らしにもっとも身近な、社会性のある乗り物です。岩戸工業は、この乗り物をベースに、オリジナルバスをはじめ多彩な展開を進めています。医療や防災などの特定用途に特化した特種車両。できるだけ安価に良いバスを……という地方行政の期待に応えるバスのリニューアル。その後のメンテナンスはもちろん、ときにはレストアも行っています。
オリジナルバス
オリジナルバスの製造には、バスのリメイクに関するあらゆる要素が詰まっています。風景に新たな価値を与えるオリジナルデザインのバスは、走らせる人、乗る人、見る人、住まう人たちの、さまざまな想いを受け止める存在です。
岩戸工業として最も大切にしているのは、その想いに応えること。設備も技術も人材も、そのすべてを注いで造り上げます。詳しくはオリジナルバス専用ページをご覧下さい。
特種車両
「特殊」ではなく「特種」。根本からあり方を変えてしまうので「特種」と呼ぶのです。一般には「特種用途自動車」と言われています。世の中には、医療や防災、放送、移動図書館やスーパーなど、多くの特種車が活躍しています。救急車や消防車、パトロールカーもその一部です。
岩戸工業が得意とするのは、サイズ的に大きなバスやトラックをベースにした特種車。ジャンルにとらわれない柔軟な発想と設備・人材を活用し、広く社会の役に立つ車両をお届けしてまいります。
ソーラーパネルバス
ソーラー発電システムを搭載した路線バスを製作しました。
最大時250Wの発電能力のある太陽光発電パネルとリチウムイオン蓄電池を搭載しており、車内のディスプレイでリアルタイムに発電量を確認することができます。
発電した電力は室内灯やUSB充電で使用するほか、車体に外部コンセントを取り付け、災害時に電源として利用できる仕組みとなっています。
(名阪近鉄バス株式会社 様)
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- ソーラーパネルバス
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- 外部電源コンセント
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- 太陽光発電モニター
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- ソーラーパネル
移動図書館車
移動図書館(ふれあい号)を製作しました。
トラックデザイン(形状)のままでも、
積載図書数や室内の利便性を損なわない様、
ご要望に合わせて設計しております。
(長野県 阿南町様)
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- ふれあい号
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- 後方出入口
(上開きドア、収納式ステップ)
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- 内装の様子
(LED室内灯、エアコン装備)
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- ふれあい号 外観
リニューアル
バスは公共交通を支える生命線。特に電車などの交通手段がない地域にとって、暮らしを支える上で欠かせない存在です。ところがそうした地方ほど、財政的な厳しさも抱えているのが現実です。その課題を解決するのが中古バス。
岩戸工業では、都市部や高速道路などで役割を終えた、まだまだ走れるバスを、外装はもちろんシートやつり革などの内装や、支払い機器を含めてパリっと一新。地元の皆さんに愛され、気持ち良くご利用いただけるように、バスたちに新しい生命を吹き込んでいます。
デマンドバス
揖斐川町「はなももバス」は、予約制の乗合バスで各地区の集会場から町内の主要な場所まで運行され、
揖斐川町「ふれあいバス」は、朝・夕の通学・通勤時間帯に合わせた路線バスとして運行されています。
岩戸工業はそんな地域に根付き、
愛されるバスのお手伝い致します。
※詳しくは、揖斐川町のホームページをご覧ください。
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- 揖斐川町ふれあいバス(外装)
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- 揖斐川町はなももバス(外装)
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- ふれあいバス 車内設備(設置)
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- ふれあいバス 車内設備設置
新型コロナウイルス
飛沫感染防止対策商品
新型コロナウイルス感染症拡大の対策として
当社オリジナルの飛散防護壁を製作しております。
暫定対策のビニール製の商品から、
恒久対策のポリカーボネイトへの変更をお勧めいたします。
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写真車型: エアロクイーン(MS)
仕様
・純正部品に穴開けは行っていません。
(運転席囲保護パット交換)
・ポリカーボネイト
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貸切観光バス/高速路線バス/路線バス等
車型に合わせてカスタマイズいたします。
お問い合わせをお待ちしております。
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- 運転席後方の飛散防護壁
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- 運転席左側の飛散防護壁
メンテナンス・修理
バスの本当の役割は、安全に走り続けることにあります。造って終わりではありません。大切な役割をバスたちがしっかり果たせるように、岩戸工業ではメンテナンスや修理を行っています。車体はもちろん、長く使えばシートなどにもほころびが生じます。走行性や安全性はもとより、アメニティの維持・向上も含め広くご要望にお応えしています。
ときには事故車両が運び込まれることもあります。そんなときでも、新しくバスを造れるほどの設備と技術があるので、まったく問題ありません。安全で快適なバスライフをずっと支え続けています。
レストア
レストアとは古い車両を再生すること。例えば写真のバスは、ボロボロになった5台の車両を元に、使える部品を組み合わせて3台のバスに再生しました。途中、カタログには写っているのに、図面に記載されていない部品があるという「謎」が発生。メーカーの記録にもなかったその事情を、たまたま岩戸工業のOBが耳にしていて解決できた……なんていう出来事もありました。
頻繁にある仕事ではありませんが、バスを造ったり整備することへの情熱、技術、経験、そしてある種の運の良さを問われる、ちょっと特別な仕事なのです。